西之表

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2007-08-12(日)

「種子島開発総合センター」です。博物館みたいな所です。この角ばったリーゼントのような形状は種子島に鉄砲を伝えることになったポルトガル船の形状を表しているとの事です。
強風のせいでしょうか出口側の鉢が倒れてます。入る時から出る時まで倒れたままでちょっとかわいそう。
ここでは種子島の歴史が色々と展示されています。火縄銃や日本刀とかも展示されています。
館内は撮影禁止です。特に火縄銃や日本刀の展示室はしつこいくらいに「撮影禁止」と書いてあったので撮影はしませんでした。
本当は撮影してはいけないのですが、人がいない時にこっそり撮影した1枚(もう1枚あったりする)。
でも火縄銃と日本刀は撮影しませんでした。

火縄銃の製造方法の説明が展示してあったりするのですが、ついさっき(2007/8/19 20:15)まで解決しなかったのが『雌ねじ』の作成方法です。
銃身のお尻を塞ぐのに雄ねじをねじ込むそうなのですが、雄ねじと対になる雌ねじをどう作るのかわかりませんでした。
で、2chのニュース速報板「どんな質問にもマジレスするスレ」に質問を出してみた所、ここを紹介されました。とりあえず、ここに書いてある内容で納得することにしよう。

常設展示よりも「戦争と種子島」という企画展示の方が興味深く見ることが出来ました。
シベリアで抑留、そしてそこで亡くなられた方の遺骨等のDNA鑑定で、その人が種子島出身である事がわかった事、その人が家族に宛てた手紙(電報)の内容とかの展示です。
わかさ公園です。
"わかさ"は"若狭"と書きます。日本発の鉄砲鍛冶の娘さんの名前が、この由来らしいです。
鉄砲繋がりのポルトガルとの親交記念碑があります。
左側の鉄砲の弾状のオブジェ?には漢文らしき記載が多々あり、右側の碑には外国語が、そしていずれも読むことの出来ない私が真ん中に立ち撮影しています。
ヒョロリと伸びて目立ったので撮影。
何の木でしょうか。
公園内には、ゴムの木も生えてました。
ガジュマルにしてもゴムの木にしても、私の感覚では観葉植物です。それが屋外に生えているので、ちょっとしたカルチャーショックです(ネイチャーショック?)。
わかさ公園の駐車場では猫が5~6匹たむろしていました。飼い猫なのか野良猫なのかは謎ですが、日陰でまったりしていました。

種子島と関係のない話ですが・・・
幼少の頃、猫を追いかけまわしていたら車の下に潜り込んでしましました。猫が出てこないかとしばらく車の周りで待機していたのですが、よほど出てくるのがイヤだったらしく出てきません。
その後、猫を追いかけるのにあきて他の場所に行き、しばらくしてからその場所に戻ってみました。
すると駐車していた車はいなくなり、そこには潰れた猫の亡骸が・・・。
「あぁ、これはもしかして自分が追いかけまわしていたから、こうなってしまったのかなぁ???」と思いその事を父親に話しました。すると父親はその猫の亡骸を掃除し始めました。
そして、その光景を窓から見ながら罪悪感と言うものを感じていた、そんな事がありました。
そんな事もあって車を運転するようになってからは猫が徘徊しているような場所では、必ず車の下に猫がいないかを確認するようになりました。
ここが宿泊していた『ホテルあらき別館』です。ホテルと言うよりは旅館?と言ったほうが適当な気もします。
WEB検索で探し出しました。
潔癖な人や細かい事を気にする人は絶対に向かないホテルとだけ言っておきましょう。
私は、どちらにも当てはまらないのですぐに慣れました。
私が泊まったのは、写真で説明すると2階の左側窓の部屋です。
ここの夕食で初めてトッピーを食べました。トッピーとは「飛び魚」の事です。刺身とかではなく、そのまんまの姿(揚げてある)で出てきました。大きな羽(←正確にはヒレです)があり、味は普通の白身魚と同じで美味しく頂きました。
別館と言うからには本館もあるのかと思い調べてみました。「シティホテルあらき」が本館に相当するようです。
雨のため星空の撮影を行えず自分を撮影してました、ってのは嘘です。
購入した三脚を使用しないのも勿体無いので使ってみただけです。
腕の日焼けが妙に目立ちます。顔はあまり焼けていないようです。
雨空でちょっとふて気味?の顔です。

このホテル(旅館?)にも猫がいました。首輪をしているので飼い猫だと思います。久しぶりに猫に触れました。人懐っこい猫でした。

2007-08-13(月)

種子島を離れる日です。
観光客や帰省者の為にフェリーの到着に合わせて西之表港で発砲ショー?が行われています。
これは、12時20分のプリセンスわかさ到着に合わせて行われた発砲ショーです。
ちなみに発砲ショーが行われていることは、ホテルのロビーにあった新聞で知りました。
発砲直後の写真です。
すんごい音です。あまりの爆音に、最初はカメラを持つ手が思いっきり跳ね上がりました。恥ずかしいくらい跳ね上がりました。2度目以降は少しだけ跳ね上がりました。結局の所、最後まで跳ね上がり続けました。
誰かからいきなり「わっ!!」と驚かさせられた時と同じようにびっくらしました。
爆音に体が反応(手が跳ね上がる)してしまい、撮影に一苦労しました。
合戦ではじめて鉄砲を打った時、打たれた側はこの爆音にかなり驚いたことと思います。ほんとに凄まじい音です。
発砲後は何かの破片が一帯を舞っていました。
本当は8月10日の朝に撮影する予定だった「プリンセスわかさ」号です。
帰りは酔い止めを忘れずに服用しました(酔い止めを飲むと、強烈に眠く体がだるくなるので、ほとんどの時間を爆睡していました)。
出港を待つ間、西之表市を撮影してみました。後で気づいたのですが、写真の丁度真ん中に宿泊したホテルが小さく写っていました。
景色を眺めながらこの3泊4日を思い起こし、出港を待ちます。
出港しました。少しずつ離れていきます。

あぁ、なんか寂しい。
さよなら種子島
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