富山と魚津

2008年2月1日(金)

富山駅の写真
1泊2日の範囲で雪を見られそうな富山に行ってみることにした。
新大阪→名古屋を新幹線
名古屋→富山は特急ひだ
新大阪・富山間は特急サンダーバードで乗り換えなしに行くことも出来るが、それは帰り道に利用する事にした。
飛騨とか越中などの地名は時代劇でしか聞いたことの無かったので、このような地名を聞くとどうしても時代劇の風景?を想起するけど、実際は普通の町並みなので独り勝手に違和感を抱いている。
富山駅の写真
さて、富山に到着したのだが雪が無い!!
雪を覚悟(と期待)して冬靴に厚着で来たのだが、これでは暑いだけだ。ちょっと、いやかなり残念だ。
とりあえずホテルに行って明日の事を考えることにしよう。
富山駅の写真
駅前からの一枚。
あ・・ぁ、雪が・・なぃ。

2008年2月2日(土)

富山駅の写真
ホテルにあった観光地図を元に今日の予定を立ててみた。
富山から20[km]ほど離れた魚津市にある水族館と埋没林博物館に行き、それから富山に戻ってきて富山市郷土博物館を見学することにした。
郷土博物館は事前に予定していたが、それ以外は何の予定も立てていなかった。
富山駅の写真
JR富山駅の隣には、富山地方鉄道の富山駅がある。ここから西魚津駅を目指す。
駅には8時頃到着したのだが西魚津を通る電車は9時12分発だった・・・。待合室で1時間ばかり缶コーヒを片手にぼっーと過ごす。
それにしても電光掲示板に合焦するとは・・・
魚津水族館の外観写真
魚津水族館
西魚津駅から約1.5[km]の道のりを歩いてきた。弱い風の中であったがここで厚着が役に立った。
日本海側で最大の水族館とのことである。入館料は水族館と埋没林博物館を合わせて1000円だったと思う。
魚津水族館水槽の写真
水槽の中を群れを成して泳いでいる魚達。逆行している魚が集団に合流すると『おっ!』と言った感じで向きを変えて泳ぎだす。
この水槽ではないが、まんじゅうのようなような貝(名前は失念)も展示してあった。そして、それは無意味に可愛らしかった。
魚津水族館水槽の写真
タイだろうか。最近魚食べてないな。
魚津水族館水槽の写真
12時30分から水中餌付けショーが行われた。ウエットスーツを着た人(女性)が餌付けを行っていた。
12時51分のバスに乗らねばいけないので餌付けショーの見学を途中で打ち切り水族館を後にした。
ミラージュランドの写真
水族館の向かいには『ミラージュランド』なる公園があり営業中なので観覧車は回転していた(ミラージュとは蜃気楼のこと)。寒そうだ。
高画素版はここから 反対側 = 山側の風景だ。
魚津市コミュニティバス水族館口バス停の写真
水族館の券売所で教えてもらったコミュニティバスに乗って埋没林博物館へ行く。『魚津港前』で降車する。
バスの事は水族館の券買所で教えてもらうまでは知らなかった。当初はタクシーで移動する予定だった。
ちなみに10分程度バス停で待っていたが、タクシーが通ることはなかった。
魚津埋没林博物館の写真
魚津埋没林博物館
地下に展示場があるのか??と思っていたら、
魚津埋没林博物館の写真
県道の下を通る回廊を渡った先に展示場があった。
展示物のある所に県道を予定していたそうであるが、埋没林が発見された為に県道のルートを移動したそうである。
魚津埋没林博物館の写真
ハイビジョンホール
ハイビジョンで蜃気楼に関する映像を見ることが出来る。博物館などによくあるピンボケ?映像ではなく、くっきりした映像でとても見やすかった。家にも1台欲しいものであるがそれを映し出せるほどの壁が無い。
富山湾は蜃気楼でも有名らしい。そういえばそんな事を聞いたことも有るような無いような・・・。
ちなみに観客は私を含めて3名だった。
魚津埋没林博物館の写真
埋没林の水中展示館
魚津埋没林博物館の写真
地下水(真水)を充填し、藻が繁殖しないように照明を落としているとのことである。
しかし写真で見て解るとおり照明が水面で反射するので見難いのである。
魚津埋没林博物館の写真
奥が水中展示館、手前が乾燥展示館である。
乾燥展示館内の写真もあるが省略。
魚津埋没林博物館の写真
ドーム館
魚津埋没林博物館の写真
中の様子
魚津埋没林博物館の写真
自分以外に誰もいない。音をたてて放屁でもしてみようかと思ったが監視カメラで音声を拾っている可能性を考慮し、すかして済ました。
戸が開け放たれているので寒い。
魚津埋没林博物館の写真
三角形の建物がテーマ館でハイビジョンホールがある。
写真左は県道で、更に左側に入り口がある。
もしかして蜃気楼が見れるのではないかと思いしばらく対岸を見ていたが出現しなかった。
魚津埋没林博物館の写真
埋没林の側面(約2000年前の杉の根)
バスまで時間があるので再度水中展示を見る。
当初、海岸から見えていた埋没林(波打ち際付近に見えていたらしい)は、地盤沈下によるものだと思われていたそうである。なお真の原因は海水面の上昇にある。
魚津埋没林博物館の写真
コミュニティバスの魚津港前停でバスを待つ。JR魚津駅まで行き、そこから富山に戻る。
写真の左側(と言っても3~4[km]あるが)に水族館が、右側に埋没林博物館がある。
コミュニティバスは、いわゆるマイクロバスである。普段はどの程度混雑するのかはわからないが私が乗車した時はとても空いていた。
料金は100円で降車時に運賃箱にいれる。
魚津駅の写真
バスやJR以外の電車(地下鉄を除く)に乗ることはほとんど無いので、これはこれで何だか新鮮だ。
もっとも通勤でこれらに乗ることがあっても面白くも何ともないだろう。
話は変わるがJR富山駅には待合室がない。一方、隣の富山地方鉄道の富山駅には待合室がある。ここJR魚津駅にも待合室はある。
どうしてJR富山駅には無いのだろう。
魚津駅の写真
松川
目的地は富山市だったが、いつのまにか魚津市になっていた。最後に当初より計画していた富山城を目指す。
両岸の木に花が咲くといい感じの光景になりそうだ。
左手が富山城、右手が富山県庁である。
魚津駅の写真
富山城
写真撮影はこの場所から行った。
この富山城は昭和29年に建造され、内部は郷土資料館となっている。天守閣は展望台になっているが鳥避けと思わしき鉄網がちょっと目障りだ。
堀の水の色がちょっと不自然な気もするがコイが泳いでいた。
魚津駅の写真
富山駅
さて今回のミニ旅行もここで終わりだ。
当初は16時頃発のサンダーバードを予約していたが、間に合いそうにないと思い魚津駅で電車を待っている間に予約を17時12分発に変更した。
今年こそは黒部ダムを見に行こう、などと考えつつ電車の到着を待つ。
次はどこへ行くことやら。