アンテナ設置2
10月6日。

購入してから下駄箱にしまい込むこと約1年半、ようやくAH-2bとAH-4のの車載が完了した。

車載で想定していた障害は次の2点だった。
1. AH-4のコントロールケーブルとアンテナ線を車内からトランクにどうやって引き込むか。
2. AH-4からのアンテナ線をどうやって車外に出すか。

普通の乗用車なら車内とトランクは隣り合っているが、この車はその間にエンジンルームがある。どうしても良い方法が思いつかない。
そこで、最も手っ取り早い解決方法「ディーラ(ネッツトヨタ北大阪-吹田店)にお願いする」事にした。工賃は1万6千円だった。

まったく予想もしていなかったのがアンテナ基台を牽引フックに取り付けるとき、AH-2b付属のワッシャーの外形が大きすぎてバンパーと干渉する事、マフラーとの隙間が狭すぎて所定の向きからボルトを締めれない事だ。
ワッシャーはコーナンProで外形が小さいのを見つけ出し、ボルトを締め付けられないのはAH-2b付属のL字型金具(金具自体にネジが切られていないので左右どちらからでもボルトを締め付けられる)を用いる事で対応した。

ちなみにコーナンとは、北海道で言うところのホーマックに相当するホームセンターだ。
トランク内の状況。すごくいい加減な写真だ・・・

写真真ん中の白い箱がAH-4である。AH-4はトランク内の敷物にボルトと蝶ネジで固定した。走行中にあちこち動き回らなければ良いだけなので、これで十分だ。

設置で面倒だったのは、同軸ケーブルをAH-4の上蓋に通してから同軸コネクタを接続しなくてはいけない事とアースだ。
同軸コネクタの取り付けには半田コテが必要だが駐車場に商用電源は無い。このため、ガス式半田コテを購入しなくてはならなかったが、幸いYahooオークションで新品を市価の半額で購入することができた。

アースは撚り線とMAT-50の両方を用いたが、ちゃんと機能を果たしているのかは謎だ。
アンテナ自体の重量はおそらく数百グラム程度だと思うが、運転しているとアンテナがしなるのが分かる。
左に曲がるとアンテナは遠心力で右にしなる。そしてアンテナの弾性で左にしなる。この跳ね返りが分かるのである。

アンテナ線はトランクの水抜き穴のゴム栓中央に穴をあけて車外に引き出した。マフラーとの距離が数センチしかないので熱が心配だ。
10月11日。

真横からの写真。
アンテナはほとんど見えない。
いもネジ2本でアンテナをはずせるが、それが面倒なので、このまま日々運転している。最初はちょっと恥ずかしかったが今はもう気にならない。

ちなみに"2"のつかないアンテナ設定はこっち
10月13日。

三連休の最終日、PSK31による通信がどのように行われているかを傍受することにした。
この時期、明石海峡大橋の通行料が半額になっていることから淡路島に行ってみることにしたが、通行料半額は9〜17時の間だけである。9時過ぎに明石海峡大橋を渡るのではちょっと遅すぎる。
何の気なしにフェリーで行くことが出来ないか探してみると高速道路の正規料金より数十円安い料金で淡路島に行けることがわかった。

たこフェリー」だ。愛嬌のある名称ではないか。


明石港。

車で乗船する場合、これから乗り込むフェリーの外見を撮影するのは、車の中で待機していなければならないので無理だ。
そんな訳で、まだフェリーの到着していない乗船口の写真を掲示しよう。
これが船内の様子。

手前は小さな子供用のスペースだ。
明石海峡大橋。
思いっきり逆光だ。

左手が明石、右手が淡路島。


暑くも無く、寒く無もなく、いい季節だ。
フェリーは橋の下を通って岩屋港へ向かう。
写真に見える陸地は淡路島だ。

船は約20分で岩屋港に到着する。
早速柏原山へと向かう。カーナビに柏原山の情報が無かったのでYahoo地図で場所を確認し、おおよその位置を目的地として設定しなくてはならなかった。

傍受の場所はこの辺りだ。

7〜8Km程度、対向車とすれ違うのが困難な舗装された林道を走らなくてはならない。
日差しがフロントガラスに反射し、木陰と日向が混在してやってくるので、時々目がくらんで前が見えなくなる。
窓やドアを開けると丁度良い温度になるが、時々スズメバチが近くに寄ってくるので、そのときは急いで窓とドアを閉め切る。
間に合わずに、スズメバチが車内に突入してきたので、ほとんど転げ出るような感じで車外に避難したこともあった。

ある周波数帯でアンテナのSWRが落ちていなかっが、この日は特に問題なく1.5以下に落ちた。測定場所(マンション街の谷間)が悪かったのか、トランク内のケーブルの引き回しの問題だったのか原因は謎だ。
機材は次の通り。
無線機 IC-7000M
アンテナ AH-2b、AH-4
パソコン HP2133(OSはVISTA business)
ソフト WinPSK 2.09J
その他 DIL-3
USB-RS232C変換ケーブル(USB-CVRS9)
USB-Audio I/F(HAMU02)
車載用ノートPCスタンド
MR2(GT)

ソフト(WinPSK)から出力音量/入力レベルの調整機能が動かないが、これらはVISTAから操作できるので問題は無く、PSKソフトとしての機能は正常に動作している。
準備が出来たところで7MHz帯の受信を始めた。PSKぽぃ音を探すこと数分・・・WinPSKの画面に漢字が現れた!初めてのPSK受信。ちょっと感動した瞬間だ。これは無線通信というよも、チャットだ。音声による交信よりも敷居が低く感じる。これならいける?ぜ!
この後、休憩したり景色を見たり散歩したりしながら、数時間の間交信の様子を観察していた。
小さな展望台からの景色。

写真左手が北、上が東向きになる。
沖ノ島、地ノ島、そして一番奥が和歌山だ。

昼ごはんを食べ、13時半頃から傍受を再開したのだが、なぜか交信している人がいない。パソコンのバッテリ残量も少なくなってきたので14時頃にここを引き上げた。

帰り道も対向車が来ないか神経をすり減らす運転が続く。
岩屋港。

このまま「たこフェリー」の外見を撮影せずに帰るのも何なので、撮影することにした。
乗船したのと同じフェリーは、丁度出港してしまい撮影出来なかった。次のフェリー(すなわち、この写真のフェリー)が到着するまでしばらく釣り人を眺めて待っていた。
さぁ、じっくり鑑賞したまえ。
念のため説明するが右側が船首だ。

なお、反対側側面に「たこ」は描かれていなかった。