駆け足二日
当初は仕事の都合で夏休みは無いはずが、その仕事を進められる状況に無く、そして夏休みとなった。

急な夏休みなので何の予定も無く、寝て過ごすにも限界があるので無駄に出歩いてみることにした。


8月14日(木)

JR北海道の「一日散歩きっぷ(道央圏)」で道央を一周した。
新札幌6時38分発、東室蘭行きが最初の一歩だ。

眠い。
起きた時は、面倒だからこのまま寝てようかと思ったが、乗り遅れることもなく駅にたどり着いた。

昔は新札幌駅が見えたが、今はホテルと商業ビルに挟まれて、どこに駅があるのか分からなくなっている。
いきなりであるが、東室蘭駅に到着した。

「わたれーる」の文字が見える。
確かに自転車でここを渡っている人がいた。

今これを書いていて少し後悔しているのが駅前の風景を撮影しなかったことだ。

博物館では、昔の風景を写した写真が展示されていることが多い。
そのような写真から今とは違う雰囲気を感じ取ることができる。もしかしたら私の写真も100年後に博物館に展示されることがあるかもしれない(多分、ないだろうが)。
↑次は東室蘭10時3分発の長万部行きだ。長万部へ向かう列車は、前1両が長万部、後ろ1両が豊浦迄の2両編成だった。
またもやいきなりであるが、ここは長万部駅だ。
駅の外でに出てみたが、これといって何もない。
↑次は長万部12時19分発の小樽行きだ。ひたすら窓の外を眺め居眠りを繰り返す。
最後は小樽16時4分発の新千歳空港行きだ。新札幌には16時48分に到着する。出発が6時38分なので待ち時間を含めて約10時間の散歩であった。ひたすら列車に揺られていただけの一日である。

なお、最初は小樽→札幌→白石→滝川→新得→追分→新札幌のように東側の周回範囲を広く考えていたが、小樽に到着した時点ですでに体力は尽き果て帰る事しか眼中になくなってしまった。

どの列車でも終始座っていたが、普通列車のクライニング不可姿勢矯正シートに長時間座っているのは、思いのほか疲労することが判明した。

次は特急乗り放題(数回の指定席利用も可)で道内を駆け巡ってみよう。
8月15日

国道237号で平取町を通ると、丘に沿った階段と謎の構造物が見える。
「ハヨピラ自然公園」である。来歴はCBA(宇宙友好協会)を参照してほしい。
ここがその入り口だ。

ゲートは閉ざされていたが、ゲート横から入ることができる。

最初にここを知ったのは、高校生のころ某合宿で日高に向かう担当先生の運転する車の中でだった。
あれが何か知っているかと先生から聞かれ、知らない旨の返答をすると「UFOの着陸場所だ」と言うのである。一体何を言い出すことやら・・と思った記憶がある。
全景。
ブロックの階段は登ることが出来る。
斜面途中で巨大イモ虫を発見した。
体長10〜12cmである。緑の中の茶色の物体なので、微妙に目立つのである。
ここで探してみたところ、どうやらベニスズメ蛾のようである。調べる前はもしかすると蝶?と思っていたが、無残にも蛾であった。

成虫の写真を見たが、どこが「べにすずめ」なのか皆目見当がつかない。
「二本足の皿」より上には登ることができない。柵をよじ登ろうと思ったが暑いので今日は止めた。

柵の内側には剥がれ落ちたコンクリの破片らしきものが見えるが、いったいどこから落ちてきたのだろう・・。
↑「二本足の皿」の正体は円盤のオブジェである。円盤と写真中央の門の間には花時計があったらしいが今はその跡形もない。奥に見える橋は国道237号線である。
↑写真左側の白樺の横に何か白いものが見える。その正体を次の写真に収めた。
花を供えた跡がある。

なお、レンズと合成の都合からこのように曲って見えるが、実際は真っ直ぐの柱だ。
出来た当時の写真は、ここを見てほしい。資料が残っていることが驚きである。
「ハヨピラ」の意味はこの看板に記されている。


私は行っていないが、これをめがけて投石した人もいるだろう。
左に階段がある。
2つの階段を上がると「オキクルミ像」を見ることができる。
狐の像があるので稲荷神社を模したのだろうか。アイヌ文化と大和文化、それとUFOがごたまぜになった場所である。

ここにも花を添えた跡がある。
1967年に作られたそうなので、40年も経過している。
参考までに記すが、私はまだ誕生していない。

今、同じような施設を作ろうしても、あまりに怪しい施設のため周辺住民の猛反発を受ける事になるだろうが、当時はどうだったのであろう。気になるところである。