金星の日面通過
今日を逃すと次は105年後の金星の日面通過(太陽面通過とも言う)であるが、Yahooの天気予報を見ると北海道はどこも曇りである。
しかし、株式会社ウェザーニュースの予報を見ると、時間帯は限られるが晴れ予報の場所がいくつかあることを見つけた。
そこで、北海道内の各都市の予報をひとつずつ見て、最も晴れの時間帯が長い都市を探した。

そして「紋別」を見つけたのである。
紋別は6〜10時が晴れ予報なので、日面通過のすべてを見ることはできないが、予報のブレを考慮しても日面通過の最初を見られる可能性が高いと考えた。
札幌から300Km弱の距離なので、朝6時に撮影場所確定を目標に1時30分頃に札幌を出発した。

そして、ここを撮影地に決めた。



蛇足
5月21日の日食観察場所もウェザーニュースの予報を見て決めた。Yahooに掲示されているのより、ウェザーニュースの方が今のところ精度が高いと私は考える。
今回は2台のカメラで撮影した。

左の縦向きに取り付けているのが、300mmの望遠ズームレンズを装着したK10Dである。オートフォーカスである。

その隣は、BORG77EDU(510mm)とO-GPS1(緯度・経度を写真に記録する)を装着したK-5である。
こちらは、マニュアルフォーカスである。K-5側をマニュアルフォーカスにしたのは、背面の液晶画面でリアルタイムに像の様子を見ながらピントを調整することが出来るためである。
K10Dに、この機能は無いので、小さなファインダーをのぞきながらピント調整することになるが、私の目ではどうにもピントの精度が悪すぎることを過去の経験から学んでいる。。

K-5側がマニュアルフォーカスなので、うまく撮影できない可能性を考慮し、オートフォーカスで撮影するためのもう1台(K10D)を用意したのである。
カメラから伸びているケーブルはレリーズケーブルである。
三脚は、ビクセンの「ポルタ」という経緯台である。


K10D

←7時12分頃

(写真をクリックし)元画像を見ると、9時の位置が、少し凹んでいるのがわかる。



7時25分頃→

金星が太陽面に完全に入った。
K10D

←8時14分頃




9時29分頃→
K10D

←10時30分頃



11時26分頃→
雲が増えてきた頃で、雲の隙間を縫って撮影した。

これ以降は、太陽は完全に雲に覆われてしまった。
つづいて、K-5の写真だ。
拡大するとわかるが、微妙にピンボケしている。
ピントの合わせ方は、今後の検討課題である。

7時12分頃。

(写真をクリックし)元画像を見ると、9時の位置が凹んでいるのが分かる。
K-5

7時16分頃。

金星の半分程度が太陽にかぶっている。
K-5

7時24分頃。

金星が日面に完全に入る直前のように見える。
K-5

7時26分頃。

金星が日面に完全に入っている。
K-5

7時57分頃。
K-5

11時5分頃。
K-5

11時32分。
これ以降は太陽が雲で隠れてしまった。
撮影地の様子。
ツバメやその他の鳥(猛禽類も)が飛び回っている場所である。