再来しまなみ海道(2013-10-05)

三原港
三原港
今日は朝から雨だった。
雨具は持参したが、明日は晴れるようなのでサイクリングは休むとして、今日は三原から今治までフェリーで横断することにした。
天気が悪いと波が高くなると思い、乗り物の酔い止めの薬を飲んだため、フェリーの中ではほとんどの時間を爆睡していた。
そんなわけであまり書くことが無いので、今回の旅程の経緯を少し書き残すことにしよう。
三原・土生間の快速船
土生港(三原・土生間の快速船)
快速船のエンジン音は煩かった。雨天であるが波は小さく辛い思いはしなかった。
さて、当初の旅程は次のように考えていた。
1日目   尾道で1泊
2日目 尾道からサイクリング開始。しまなみ海道沿いで1泊
3日目 今治までサイクリング。今治からバスで尾道に戻り、尾道で1泊
4日目 しまなみ海道付近をフェリーで観光
5日目 帰宅
土生港
この計画に基づき、2日目のしまなみ海道沿いの宿泊地を探したのであるが、1泊数万円の部屋しか空きがないのである。
1日で尾道から今治まで行くことも考えたが、走るだけで景色もなにも見る暇も無さそうだし、そもそも運動不足のこの足が70[km]の距離を走れそうになかった。
土生港・入船の様子
土生港・乗船下船の様子
土生港・乗船下船の様子
こうなるとサイクリング1日目の終わりに宿泊可能場所まで移動し、二日目にまた戻ってきて続きを走るしか方法がない。
そこで、出発地でもある尾道で宿を探したのであるが、空き部屋が無かった。
サイクリングコースと宿の間を容易に移動できて、宿の空きがありそうな場所を探すと三原市に行き着いた。
サイクリングコース中ほどの瀬戸田と三原間は高速艇で30分程度の距離だ。しかも、同じホテルに泊まり続ければ荷物を持ち歩く必要がなくなり、雨の日でも旅程を変更しやすくなる。
しまなみ海道沿いの宿が無かったことで、結果的に当初よりも楽な旅程を見つけることができた。
快速船の船内
快速船の船内(正面には窓がない)
こうして出発1週間前に最終的な計画が出来上がった。飛行機を予約してから2ヶ月が経過しようとしていた。
1日目   神戸空港→明石→福山→三原
2日目 三原→尾道→サイクリング→瀬戸田→三原
3日目 三原→瀬戸田→サイクリング→今治→三原
4日目 三原→今治→三原
5日目 三原→尾道→倉敷→神戸空港
4日目にとびしま海道をレンタカーで走ることも考えたが、上記の計画を立てるのが遅すぎて、どうすることもできなかった。
とびしま海道は次の機会にしよう。
川岸端商店街
今治・川岸端商店街
今治港に到着したが、そもそも港周辺には何もない。
何も無さ過ぎて撮影対象もなかった。これを書いている今もどこを撮影すべきだったのか考えてみたが思いつかない、そんな場所だ。
港で帰りのフェリーを待っているだけでは退屈なのですこし歩いてみた。
本当は今治城まで行きたかったのだが、雨と筋肉痛までは行かない足のだるさから断念した。いつか再び訪れるときのために残すことにしよう。
そして来た道をそのまま引き返し三原港に戻った。
高画素版はこちら。
土生港から見た生名島