山の入口(中編)

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2017-10-03(火)

水浸しで歩くとぐじょぐじょ鳴る靴は、ホテルで借りた送風機でなんとか乾かすことができた。
今日はレンタカーを借りて岩国から秋芳洞を目指す。
約8年前に大阪に住んでいたころから秋芳洞を訪れたかったが、大阪からも遠く洞窟のためだけに山口県まで行くのも億劫なのであった(過去、素通りしただけであるが山口県で1泊したことがあった)。
さて、写真では洞窟内は明るく見えるが、実際は半分未満の明るさである。天井や洞窟の奥は写真で見て初めて詳細が分かったほどである。
秋芳洞の入り口は三か所ある。
  1. 本ページの最初の写真の場所である「秋芳洞入り口」
  2. 洞窟の途中にエレベータで降りる「エレベータ口」
  3. 秋芳洞入り口の反対側の「黒谷入り口」
このまま進むと「黒谷入り口」に至る。ここで折り返して洞窟の途中にある「エレベータ口」へ向かう。
本サイトには他2箇所の鍾乳洞写真がある。
  1. 北海道の当麻鍾乳洞
  2. 高知県の龍河洞
エレベータに乗り地上に出ると秋吉台に至る。写真は展望台からの風景だ。
エレベータ入り口の様子。入洞券?があれば無料で秋芳洞に戻ることができる。
確か80~100mくらいの長さというか距離だったと思う。窓もないので壁を見て地上に到着するのを待つ。
洞窟を出て、車で展望台から見えた「秋吉台科学博物館」へ向かう。
せっかくなのでエレベータ口の地上の様子も記録した。
「秋吉台科学博物館」のはずであるがご覧のとおり「山口大学秋吉台アカデミックセンター」と書いてある。 アカデミックセンタは無料で見学できることもあり、時間があるなら立ち寄ることをお勧めしたい。
中央の写真に秋芳洞入り口の写真が見える。昔は通路に屋根が無かったことがわかる。
秋吉台はサンゴ礁だったらしい。ちょっと想像がつかない。
秋吉台の様子を見て四国カルストを思い出した。
今回のレンタカーは山口県の岩国で借りたが、ナンバープレートは広島県の福山だった。
続いて別府弁天池(べっぷべんてんいけ)を見に来た。
青と緑に中間のような色をした澄んだ湧水の池だ。本当にこの色をした池がある。
お金を投げ入れないようにとの立て看板があった。
今日は長門市のKULABO大正館(1泊6696円) に泊まるのであるが、長門市に泊まることも、このタイプの部屋も初めてだ。
床は板張り(板の下はコンクリだろう)で風呂はシャワーのみ、窓のカーテンは板、角の目立つ内装が無機質感を強くしている。
セミダブルとシングルのツインの部屋であるが、独り観光なのでシングルベッドは荷物置き場になった。
無機質な部屋も寝てしまえばどうでもよくなる。さあ寝よう....
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