せとうち彷徨

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10月2日

再び瀬戸内海を訪れた。就業先があるなら、すぐにでも引っ越せるほど瀬戸内海沿岸地域に住んでみたい。
さて、今回は訪れたことのない場所を巡るというわけではなく、しまなみ海道付近の散歩が目的である。

10/2は移動日である。交通費を削減するために、いつもは新幹線で移動するところを三ノ宮から三原まで普通列車を利用することにした。
西日本は長距離の快速列車が運行しているので乗り換えは3回で済んだ(三ノ宮→姫路、姫路→相生、相生→三原)。平日昼間の移動なので、いずれの区間も着座することができ、なかなか楽しい時間を過ごせた。
この範囲は、全駅でICOCAを利用できるので、乗車券を購入せずICOCAだけで済ませられて便利だと思っていたが、三原駅の改札機にはばまれてしまった。駅窓口で「最大でも200km以内、かつ利用区間があって、区間をまたいだ利用はできないと」告げられた。
本来は現金精算であるが、今回だけという条件でICOCAのチャージ分から引き落として精算してくれた。この制限がいつか無くなることを期待しよう。

10月3日

10/3はレンタカーでしまなみ海道を渡り、今治からレンタルサイクルで馬島に行くことにした。天気予報によると10/4、10/5は雨天なので自転車に乗るなら今日しかないのである。
因島-白滝山五百羅漢像-しまなみ海道を見下ろす
因島・白滝山・五百羅漢像
ほとんどの像は昼の太陽を背にしているか側面を向いているので、逆光になる正面からはうまく写せなかった。
因島-白滝山五百羅漢像
5年前は自転車を手で押しながら白滝山に昇った。見覚えのある道を運転しながら、自転車を押しながらよくここまで来る気になったものだと当時を思い出した。
今回は、3匹の野良犬をみかけなかった。

動画のダウンロード(因島アメニティ公園付近)
民家と海、そして山に囲まれたのどかな景観にかかる橋であるが、景色に自然に溶け込んでいる綺麗な橋ではないだろうか。
寄り道ばかりしていると自転車に乗る時間が減ってしまうので、ひとまず今治へ向うことにした。
来島海峡第二大橋-馬島入口と自転車
レンタルサイクルのあるサンライズ糸山には13:30ころ到着した。
数種類の自転車のなかから左上写真のオーソドックスなものを借りた。料金はレンタル料1000円+保証料1000円であるが、保証料は自転車を借りた場所に返却すれば返金される。

この自転車であるが、前輪が歪んでいて、歪んでいる箇所が地面に接すると見えない手により前輪が歪んでいる方向に引っ張られるような動きをする。
さらに、ブレーキも強く握らないと効きが悪く、長距離を乗るには不向きなものであった。もちろん、短距離にも不向きだ。

早速、歪んだ自転車で来島海峡大橋へ向かう。
来島海峡第二大橋-馬島入口
目的の馬島には、馬島の橋脚付近にある路面下に降りるスロープで反対側に渡り、そこから歪んだ自転車ごとエレベータ(左の写真)で1Fに降りると着く。
なお、人および自転車は3Fで乗降する。上(4F)に行くと原付二輪専用道に出てしまうので注意しよう。
来島海峡第二大橋-馬島エレベータ入口
エレベータはガラス張りになっていて外の様子が見えるが、外窓が汚れているので綺麗な景色は見られなかった。
来島海峡第二大橋-馬島エレベータ内部
このエレベータには原付二輪も乗れるのであるが、エンジンを動かしたまま乗る人が排気ガスで酸欠になった時のために空気のポニーボトルが手すりにぶら下げられていた(手すりから緑色のベルトでつるされている)。
来島海峡第二大橋-馬島エレベータ遠景
馬島からエレベータのある橋脚を見上げた様子

エレベータは橋脚の右側にある。格子のように見えるのがガラス窓で、エレベータ内から外が見えるようになっている。
その馬島であるが、エレベータから降りた付近は民家があるだけで他は何もない(もしかしたら何かあるのかもしれないが・・)。
このような次第で、掲示するほどの写真は無いが、馬島に来るという目的は達成した。
付近を散歩し海をしばらく眺めてから橋にもどり、歪んだ自転車で大島へ向かった。
そのほかの馬島の風景
馬島と海 馬島から来島海峡第二大橋を見上げる
ここは、来島海峡大橋の大島側にある自転車・二輪用のループ橋だ。ループ橋を降りてみようかと思ったが、これから今治に戻ることを考えると運動不足の足が持ちそうになかった。
亀老山展望公園-しまなみ海峡遠景
レンタル自転車をサンライズ糸山に返却し、三原への帰途につくが、ただ帰るのも惜しいので寄り道をする。
まずは亀老山(きろうさん)展望公園に寄る。
過去にも来ているが、優先順位が低いのかいつも夕方のような気がする。
暗くなる前に次の場所へ移動しよう。
カレイ山展望公園駐車場-マツダデミオ
次はカレイ山(かれいやま)展望公園だ。

駐車場に着いたところで、いつものレンタカー紹介である。
今回は、マツダのデミオだ。
広島県の三原市でレンタルしたが、下関ナンバーである。下関でレンタルされ三原に返却された車を流用されたのであろうか。
広島県で借りたのであるから、福山または広島ナンバーのほうがなんとなくよかった。
しまなみ海道付近は何度か観光に訪れているが、カレイ山展望台は初めてではないだろうか。
写真ではそれほど感じないが、実際はもっと薄暗い。
同じくカレイ山展望台の様子

10月4日

観光スポットとして有名らしい鞆の浦(とものうら)を訪れた。
道は狭く、長さや幅のある車は狭い道の運転に慣れていないとストレスを感じることだろう。
鞆の浦のささやき橋
写真中央はささやき橋だ。そして写している私の後ろには山中鹿之助首塚がある。
この石畳も車道なので、普通に車が通っている。どこにも路肩がないので、軽い気持ちで車を停めて付近を見物するといったことは困難だろう。

町並みは大変小ぢんまりとしていて、ちょっとよそ見をしているとすぐに目標地を通り過ぎてしまう。
この後、鞆の浦歴史民俗資料館に向かったのであるが、数回通り過ぎてようやく到着できた。
鞆の浦歴史民俗資料館からみた鞆の浦の様子
鞆の浦の常夜灯
常夜灯
いくつかもう少し見ていたいところもあったが、小学生または中学生の集団がきていたのでゆっくりできなかった。
いつも通り下調べをしていなかったこともあるが、町の小ささもあっても見どころは不明であった・・
鞆の浦を後にして遅い昼食をとる場所を探していると、内海大橋を見つけた。
腰ほどの高さの手すりから真下を眺めると恐怖を感じられる高さだ。

10月5日

今日は終日「のっとこクルーズ」なので写真は少ない。
三原と重井西を結ぶフェリー
まずは、三原~重井西間に乗船する。
出航は9時、重井西に9時40分に着き、10時25分に再び三原に戻る。
三原と重井西を結ぶフェリーの船内
三原港で数名が乗船したが、途中の鷺(さぎ)で私を除いて下船してしまった(自動車も下船したのかは未確認)。

この動画は、重井西を出航したすこし後の様子だ。すれ違ったのは土生商船の高速船しまなみだろう。
竹原港北崎旅客ターミナルのたまゆら看板
竹原港北崎旅客ターミナルへ車で移動する。
次は13:05発、竹原⇔大長(おおちょう)間で「のっとこクルーズ」する、予定であったが乗り遅れてしまった。
竹原付近の地図抜粋
図は、公開されているPDFから抜粋したものである。
図と地図を見比べると、出港地は竹原港待合所付近に見えないだろうか。いや、そうとしか見えない。
そこで竹原港待合所に行ったのであるが、付近に駐車場が無く、すこし離れたスーパーに駐車し歩いて竹原港まで行った(スーパーに駐車することの是非はひとまず忘れてほしい)。
しかし、どう見ても現役の旅客ターミナルには見えず、ここに至ってようやく北崎が出港地であることに気づいた。この時、12:45である。今から北崎に移動しても間に合わない。
と、このような次第で乗り遅れたのであった。
白水と竹原を結ぶフェリーの下船風名
白水と竹原を結ぶフェリーの出航前
三原市幸崎能地4丁目
行きかう人と船を眺めたくなり、(ホテルから)歩いて三原港までやってきた。
北海道には、たとえばここ三原港のような雰囲気を持つ港はない。北海道では、陸と海と境界のように感じてしまうが、瀬戸内海には接点のような港が多数ある。
夕方のブルーノワール、街灯のあかり、波模様があわさっていい感じに見えないだろうか。

10月6日

三原駅前の噴水-たこの置物
帰宅日、三原駅前。
台風25号が近づいているが、この辺りはまだ影響はない。
このまま神戸空港へ行っても時間が余るだけなので、尾道でのっとこクルーズすることにした。
横断歩道からの尾道駅の様子
JR尾道駅
尾道港に高速艇シトラス入港
尾道ののっとこクルーズは、瀬戸内クルージングが運行する尾道~瀬戸田だ。
雲が多いように見えるが晴れ間も割とあり、運航中は開かれたドアから入る風が気持ちよかった。
2名の船員さんは、観光案内的なことも行ってくださり、楽しい時間をすごせた。
瀬戸田港とシトラス
折り返し地である瀬戸田港に到着した。
この後、尾道から福山へ行き、福山から新幹線で新神戸へ向かった。
昼食は福山駅のたこ弁だ。今回の行程で唯一のコンビニ弁当以外の食事である。車内でおもむろにカメラを取り出し弁当を撮影していた私は、ほかの乗客からどのように見えていたのかは考えないことにしよう。
福山駅たこ弁-開封前
福山駅たこ弁-開封

山陽新幹線は台風25号の影響なのか山口県あたりで徐行運転しているらしく30分程度遅れて運転していた。
さくら550号で移動予定であるが、この程度の遅れなら飛行機に乗り遅れることは無いので大丈夫だ。
ちなみに、さくら550号を最後に次の列車からは1時間以上の遅れになっていた。さすがに1時間遅れると飛行機に乗り遅れるので、おそらく運がよかったのだろう。
こうして今回の観光は終わったのである。
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