無了(二日目)

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2020年6月12日(金)- 2日目

今日から二日間はレンタカーを使って観光を行う。
高松パールホテルから歩いて1分もかからないタイムズレンタカー高松駅前店へ向かい手続きを済ませる。レンタカーは楽天トラベルで返却日を6/13 20時として予約を行ったが、店舗には新型コロナの影響下から返却時間を18時にする旨が掲示されていた。手続き中に返却時間に関して言及されることが無かったので、18時に返却したほうが良いのか聞いてみると、出来ればそうして欲しいとの事であった。

最初の目的地は四国最北端の竹居観音岬である。写真の通り曇り空と霧で瀬戸内海の様子は全く見えなかった(当時、雲は瀬戸内海側にかかり四国側の雲は切れていた)。
なお、地図を見ると最北端は竹居観音岬ではなく、その350[m]ほど西の場所である。真の最北端をGoogleMapの画像で見ると造船所、または民家の敷地内のように見えるので不特定多数の到達性を考慮し竹居観音岬を最北端としたのではないかと考える。

竹居観音岬は霧がかかっており見るべきものないので次の目的地「鳴門スカイライン」を目指すのであるが、偶然見かけた「あじ竜王山公園」の案内標識に惹かれ立ち寄ってみることにした。
あじさいの写真までが公園を写したものである。駐車場と車の向こうに見えるのは瀬戸内海である。
日差しはそれほど強くない感じであるが、公園に滞在した1時間あまりでその後1週間ばかり腕がヒリヒリし続けるほどの日焼けに見舞われた。
あじ竜王山公園
あじ竜王山公園
あじ竜王山公園のあじさい
鳴門観光汽船うずしお観潮船
「鳴門スカイライン」を通り、鳴門市鳴門町の「うずしお観潮船」乗り場に到着した。鳴門スカイラインの写真がないのは、霧にまみれて景色も何も見えなかったためである。

ここに到着したのは14時過ぎだったと思う。ほぼ人がいないので営業中なのか乗船券売り場で確認すると、今日はそもそも渦の勢いが強くないこと、それでもより夕方の方が渦が強いとのことであった。乗客になりそうなのが私くらいだったので、人がもう少し集まってから出航したいとの思惑をなんとなく感じた(当然のことなので、何らかの悪感情を抱いたわけではない)。
これ以降の出航時刻は15:00、15:40、16:20である。今日の宿泊地は阿南市近郊である。移動時間を考慮して最終便の1つ前15:40に乗船することにした。
それまで1時間少々の時間があるので、大鳴門橋架橋記念館等のある辺りで時間をつぶしことにした。
であるが、駐車場しか営業しておらず駐車場の人から「今日は付近を散歩することくらいしかできない」と言われ、そのまま引き返してくるしかなかった。

車内でスマホをいじっている内に乗船時間になった。乗客は15名程度ではないだろうか。
購入者がいなかったからか、または自粛ムードも関係ない酔狂な観光客へのサービスなのか普段は1000円の2階オープンデッキが無料で開放されていた。
時折小雨が降る天候のなか、せっかくなので乗船時間のほとんどを2階から海を見て過ごした。

事前の説明とおり渦は弱く、というか渦になっていなかったが、船で瀬戸内海を渡っているだけで私は十分に楽しいのである。
わんだーなると
わんだーなると客室
弱いうずしお
ベイサイドホテル竜宮の窓から
鳴門町を後に、阿南市のベイサイドホテル龍宮に到着した。
客室窓からの外を見ると、ベイサイドの名の通り海が見える。地図を見てもわかるように海岸の目前に建っている。
曇り空と発電所の煙突が残念であるが、目前に広がる海はベイサイドホテル龍宮の利点ではないだろうか。
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