平城京エイリアン

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計画通りなら、あと一年数ヶ月で北海道に帰る。
なので、そろそろ観光スパートの時期なのかもしれない。
そんなこんなで近場も周ってみる事に。
で、まずは奈良に行って来た。
ちょっと逆光。
お約束のシカ。
売店の人が、欠けたりクズになったりしたシカ煎餅をシカにあげていた。濃い毛の色がオスみたい。こうしてみるとメスばかりだけど、シカ社会はメスが多いのかな。

売店から2m位のところで、じーっと売店の人を凝視しているシカもいたりして、ちょっと滑稽だ。

奈良国立博物館

写真撮影は行えないので文字だけの説明で、印象に残ったのを2点ばかり紹介。
  1. 地蔵菩薩を題材にした、3つのストーリを2枚に描いた絵画がありました(名前忘れました)。地獄で鬼?に髪の毛を引っ張られている人の目前に地蔵菩薩がいます。地蔵菩薩は、その髪の毛を引っ張られている人に『あんた仏教じゃなかったから、救うのは難しいね』と言ってるシーンがあった。自分が髪の毛を引っ張られている立場なら『そんな事を言いに来たのか!!、助けろよ!』と叫んでいるような気がして、それが漫画ぽっくて面白かった。
  2. 涅槃図で、釈迦の周りを囲んでいる人と動物達の絵画。その動物達(特に象)のとても悲しそうな表情がなんか心を打った。
ちなみに入館してすぐのところにコインロッカーがあります。使用時は100円必要ですが、鍵を戻すとお金も戻ってくるので無料。荷物や外套を仕舞っておくと便利。利用している人が少ないようなので。
前日の雪で地面が覆われて、大仏殿が浮き上がっているような感じ。
2月10日は、この写真を最後にカメラの電池が切れてしまった。観光と写真撮影はセットなので、どちらか一方が欠けてもつまらないのであ~る。
JR大阪駅からは乗り継ぎ無しに50分程度で来ることが出来るので、明日再度出直すことにしたのであ~る。
あ~ぁ。

翌日

再度、奈良観光にやって来た。
まずは、大仏を真正面から撮影だ。

奈良公園へ至る途中に商店街があったので撮影。

ちょっと狭いね。
東大寺を目指す。


初日は小さなカバンにカメラを入れ持ち運んだけど、2日目はカバンさえ邪魔に感じたのでスーパーのレジ袋にした。剥き出しで運ぼうかとも考えたが、電車やトイレで盗撮者だと誤解されそうな気がしたので、それは止めた。
見た目はともかく、レジ袋だと使わないときは、小さく握り締めてポケットの中に入れれば邪魔にならない利点がある。

今後も日帰り旅行はレジ袋にしよう。
よっしゃ。

奈良に初めて来たつもりでいたけど、大仏の横にあるビッグな蓮(この写真では見えませんが)を見て、修学旅行で来た事を思い出した。

大仏よりもビックな蓮のほうが印象に残っていたのは何故だ??
さて、次は平城京跡だ。

ここから歩いて近鉄奈良駅へ、そして新大宮駅で下車して、更に歩けば平城京跡だ。
(ちなみに、近鉄に乗車したのは、これが初めてだった)

地図では新大宮駅から1km程度であるが、国道24号線から東院庭園に至る区間で歩道がない!

車が来ないのを確認しつつ車道をとぼとぼと歩き・・・
やっと平城京跡に到着だ。

まずは、東院(とういん)庭園。
池は適当に作られたのではなく、池の跡を元に復元したらしい。
鳥のさえずりが小春日和な雰囲気を醸し出している(でも、風は冷たい)。
話戻るけど、新大宮駅でなく大和西大寺駅から歩いた方が近かったのかも知れない。
東院庭園の北にある遺構展示館。
大極殿の復元模型。
一階部分にはあまり壁がないようだけど、模型の内部を見やすいようにしたのか、それとも元々壁がないものなのか、どっちだろうか。
遠くに朱雀門が見える。

あそこまで歩くのか、ちょっと遠いな。
殺風景に見えるけど、実際、殺風景。
でも新緑の頃には、いい日向ぼっこ場所になりそう。

ここは平城宮跡資料館。
左奥にみえるのは、大極殿の復元建屋だ。これが完成する頃には北海道に戻っていることだろう。
朱雀門。

鉄骨やコンクリートではなく、木で、そして、当時のものに近い道具を用い復元したらしい。
(ただ、現代の耐震技術は取り込んでいるようです)
『朱雀門』の文字が見えるかな。
ここから帰宅の途につく。
JR奈良駅まで歩いたら、足が棒のようになっていた・・・
奈良は公共交通機関よりも自家用車向きの土地なのかもしれない。


残すは春日大社と薬師寺だ。さて、いつ行こうか。
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