四国-西側

2019-06-18(火)

今日の予定は次の通りだ。
札幌(自宅から空港はJR指定席込みで1400円)
↓ AirDo7670円
神戸(空港から三宮を経由しフェリー乗り場まで540円)
↓ ジャンボフェリー往復4300円
高松センチュリーホテル(5000円)
ジャンボフェリー海上のトラやん
瀬戸内海を構成する成分の一つにフェリーがある。フェリーに乗ると瀬戸内海に来たことを実感できるのだ。
梅雨時期なので今後の天候がどうなるのか心配であるが、観光の始まりだ。
ジャンボフェリー乗船時の最大イベントである明石海峡大橋の通過を撮影した。
これは、デジカメを10分弱構え続けていた努力の成果である。
この後のイベントは、小豆島への寄港くらいだろうか。
景色を見たり、うたた寝をしたりしているうちに高松港に到着した。

2019-06-19(水)

今日の予定は次の通りだ。

高松センチュリーホテル
↓ 朝8時レンタカーを借りる(3日間 10,704円)
道の駅 源平の里むれ

高松に戻り「女木島」、または奥祖谷(おくいや)観光周遊モノレール

ホテルオータ/大洲市(5400円)

最初の目的地は道の駅源平の里むれである。
はにわ作家 松江直樹氏の「のんのさん」を購入したくて最初の目的地にしたのであるが、残念ながら売り切れであった。
気を取り直して次の目的地へ向かう。

次の目的地は、女木島または奥祖谷観光周遊モノレールである。
女木島へ向かうフェリーは10時に出航する。駐車等々を考慮して9:30までに高松へ戻れそうにないなら奥祖谷観光周遊モノレールを目的地にすることにしていて、実際9:30には高松へ戻れそうになかったので奥祖谷を目指すことにした。
奥祖谷観光周遊モノレールの駅舎
そして到着したのであるが、なんとモノレールは金曜日(6/21)まで点検とのことであった。
ほんとーについてない日だ・・・

放心していてもしょうがないので、30kmほどはなれた小便小僧を目指す。
ちなみに、この辺りの観光名所として「祖谷のかずら橋」があって一度渡ったことがある。
3D写真-奥祖谷の小便小僧
小便小僧は、90度カーブのカドの外側(手すりの外)にあった。
カーブのカドに乗用車3台程度なら離合可能な幅を残して駐車する余地があるだけで、ここから歩いてどうこうできる距離に駐車場はない。
3D写真-奥祖谷の小便小僧
小便小僧は突き出した岩の上に立ち、子供の立小便の姿をさらしている。せっかくなので太陽電池でポンプを動かし、小便も出るようにするとよいのではないだろうか。
足場と手すりがしっかりしているので、(自分の)体が落ちてしまうような恐怖感はないが、カメラ等を落とすと今生の別れになることは容易に想像がつく高さである。
こういった高所でまず不安になるのがメガネである。体に怪我類がなくてもメガネがないと、もう何もできなくなってしまう。車も運転できなくなる。その割に物品としてのメガネは、優先度がいつも低いのは何故だろう。

小便小僧の3D写真(MPO形式)にリンクした。3D再生するとなんとなく雰囲気を感じられるかもしれない。
奥祖谷の小便小僧 奥祖谷の小便小僧
日産マーチ
今回のレンタカーは、楽天トラベルのレンタカーサイトで一番安かった日産レンタカーからマーチを借りた。クーラーの効きが少々弱い感じがする。
当初からラジオがONになっていたが、止め方がわからなかったので「外部入力」的なものを選択してみると音が止まった。
私はたいていの場合、運転は無音で行うのである。

小便小僧が唯一の観光成果となってしまった失意のなか大洲市へ車を走らせ、ホテルでいつも通りにコンビニ弁当を食べて今日が終わった。

2019-06-20(木)

今日の予定は次の通りだ。

ホテルオータ(大洲市)

三崎(愛媛県)
↓ 国道九四フェリー(徒歩乗船/往復2040円)
佐賀関(大分県)

三崎(愛媛県)

佐田岬

遊子水荷浦の段畑(愛媛県)

ベルリーフ大月/高知県(3800円)
国道九四フェリーの三崎港
ホテルを5:30頃にチェックアウトし、7:30出航の国道九四フェリーに乗船するため三崎港へ向かう。車は券売所建物横の8台程度の小さな駐車場に止められた。尚、ここ以外に徒歩数分程度の場所にも無料駐車場がある。
これで九州(大分県)に上陸することになるが、今回はトンボ返りして戻ってくる。つまり、乗船することだけが目的なのである。
国道九四フェリーの車両甲板
国道九四フェリーの船上
佐田岬
左側に小さく白い塔が見えるだろうか。佐田岬灯台だ。
次はそこへ向かう予定だ。

なお、海上は波もうねりもほぼなかったが、一か所だけうねりのある場所があった。船酔い止めの薬を飲んでいなければ、酔ってしまっていると確信できるうねりだったので、70分と短い航路であるが備えるに越したことはないだろう。
佐賀関港
遠くに小さく国道九四フェリーの新ターミナルビルを建設している白いクレーンが見える。
佐賀関港で下船
三崎港では船尾から乗り、佐賀関港では船首から降りる。
普段はどうなのか分からないが、三崎港からは10名以上が徒歩乗船した。なにかの団体らしく、佐賀関港でバスに乗り去っていった。
なお、佐賀関→三崎は、私を含めて徒歩乗船は二人だけだった。

佐賀関港到着が8:40頃である。すぐ帰るなら9:00の便になるが、空腹だったので食堂(うみねこ)で食事をしてから10:00の便で帰ることにした。
注文したのは、とり天定食である。 「とり天」は大分県の名物らしい。味音痴な私であるが、美味しく頂いた。ちなみに美人な店員さんもいた。あと、今回の観光で唯一コンビニ弁当以外の食事だった。
佐賀関港ターミナル とり天定食
食堂ととり天定食の写真は、国道九四フェリーのサイトから無断借用したものである。
佐賀関港/大分県から三崎港/愛媛県に戻ってくる船内では、ほぼ爆睡していた。
朝早かったこと・酔い止め薬の効果・空腹が満たされた3つの効果で起きていられなかった。酔い止め薬による眠気が主要な要因だと予想する。
調べてみると今回用いた酔い止め「センパア・QT」は、かなり眠くなる薬らしい。購入してはいないが「トラベルミン1」という薬には眠気に対抗する成分が含まれているそうである。覚えておこう。
佐田岬灯台遠景
次は佐田(さだ)岬だ。
佐田岬灯台駐車場の入口手前で、ビニール袋に何かを詰めたおばあさんが車に向かって勢いよく出てきた。あぁ何か売りに来たなと瞬間的に理解したが、いい感じに車に寄ってくるので無意識に停車し窓を開けてしまった。
ビニール袋に詰めたみかん(目測6~8個)を500円で買わないかとのことであった。どうやら見た目が悪くで出荷できないもののようだ。みかんは「清見(きよみ)」という種類らしい。
飛行機で来ているのでそんなに沢山は持てないことを伝え、2つを200円で購入した。1つ100円は高すぎたような気もしたが、自分から言い出してしまったのでしょうがない。
こんなやり取りののち、車を止めて佐田岬灯台に向かい歩き始めた。
Googleマップによると、駐車場から佐田岬灯台は直線距離で700m程度であるが、山の斜面を蛇行しながら登ったりするので、徒歩距離はこの2倍程度はあるような気がする。
概ね木陰の中を歩くことができるが、暑さ寒さに弱い北海道人には耐え難い暑さ(天気予報では29度)で、ときどき立ち止まって体を冷却しながらの道中となった。
佐田岬灯台拡大
灯台の基盤部に手すりが見えるだろうか。そこまで入ることができる。
佐田岬の豊予要塞洞窟式砲台跡
豊予要塞洞窟式砲台跡である。砲台跡まで這入られるが暑さと足の疲れで目前の階段を前にして断念してしまった。
ちなみに似た名称の佐多岬(さたみさき)は鹿児島県で、一度訪れたことがある
灯台から駐車場に戻ってくると先ほどのおばあさんが、分けたみかんをくれた。水も持たずに炎天下を歩き回っていた体にしみわたる水分と甘さが「あー!生き返る」というような感じだ。
次は宇和島市の遊子水荷浦(ゆすみずがうら)の段畑を目指す。
大久保展望台
この写真は、その途中にある国道197号の大久保展望台だ。
あくまで私見であるが(天候の影響もあるのかもしれない)、それほどの眺望でもなかったので、数分程度で次に向けて出発することにした。
この立派な展望台は、なにを意図したのであろうか。謎だ。

ちなみに、通常は写真の下から上に向かってすぼまるところを、デジタルシフトで垂直にしてみた。
本サイトの写真は記録が目的なので、傾きと明るさの補正・トリミング・パノラマ合成しか行っていないが、なんとなくデジタルシフトをしてみたくなって、この写真だけいじってみた。なんとなく。

この後、道の駅瀬戸農業公園に寄り小休止していたところ小さく「みかんの花咲く丘」のメロディが聞こえてきた。近くの人のスマホ類の呼び出し音でも鳴っているのかと思っていたが、道路の方から聞こえてきたので、メロディーロードの音が聞こえてきたのだと分かった。車の外にも意外にはっきりと聞こえてくるものだ。
走行すると思わず顔がほころぶ程はっきりと「みかんの花咲く丘」のメロディを聞くことができる。なお、岬へむかう方向でも別のメロディを聞くことができるが、私はこちらの方が面白かった。
遊子水荷浦の段畑
遊子水荷浦の段畑に到着した。
何も植えられていないので、石垣と乾いた土で水気の無い乾いた感じがするが、実際は湿度が高く暑い。
写真右側の駐車場に止まっている赤い車が私のレンタカーだ。
ベルリーフ大月の客室
今日の観光を終え、宿泊地となるベルリーフ大月に到着した。
ここは二度目の利用だ。安くて部屋も広くバルコニーもある。どうしてここまで安くとまれるのかと思うほど安い。

コンビニ弁当で夕食を済ませてから、おばあさんから買ったみかんの一つを食べてみた。甘く美味しかった。

2019-06-21(金)

ベルリーフ大月

海洋堂ホビー館 四万十(800円)

瀬戸大橋記念公園
↓ レンタカー返却
JRホテルクレメント高松(8500円)
海洋堂ホビー館四万十の外観
ホテルをチェックアウトし、海洋堂ホビー館四万十へ向かう。
カーナビは中村(四万十市)を超えてから県道55号を北上するルートを示すが、海洋堂ホビー館のサイトに道が狭い区間があると記載されているので、国道を北上してから県道55号を南下するルートにした。
国道は、内陸を通る439号と概ね海岸側を通る56号(を経由して381号)の2ルートがある。地図を見ると439号は酷道のようのなので、遠回りになるが56号を通ること決めて出発した。
あと2~3kmでホビー館に到着する距離にかっぱ館もあるが、展示物入れ替えのため休館中であった。
ホビー館は集落の終端らしき場所にあり、廃校になった小学校を改築したそうである。主たる展示場は体育館だったと思わしき建物である。
海洋堂の創業者が高知県の出身らしく、それでホビー館がここにあるようである。このあたりは館内に説明があった。
海洋堂ホビー館四万十の館内-壁展示物
私はフィギュア類に興味はなく、移動経路近くの観光施設を探していたらホビー館があったので寄ることにした程度であったが、見学してみると昨年、長浜に宿泊したときに海洋堂フィギュアミュージアム黒壁に寄らなかったことを後悔することになった。
海洋堂ホビー館四万十-ティラノサウルスの足
館内ではアニメの主題歌がBGMとして流れていて、数曲は聞いたことがあった。
私の年齢が推測されてしまうので、なんの主題歌だったのかは秘密だ。
海洋堂ホビー館四万十の館内-展示物
以下の写真をクリックすると3D写真(MPO形式)をダウンロードできる。再生するとこれら模型の雰囲気を感じられるかもしれない。
なお、ほとんどの模型はガラスケースに入っていて、照明がケース内にある少数を除きケースに私が映り込んでしまうのを防ぐため、斜め横から撮影している。
海洋堂ホビー館-展示物3D写真-裸のランチ 海洋堂ホビー館-展示物3D写真-マジンガーZ 海洋堂ホビー館-展示物3D写真-エヴァンゲリオン 海洋堂ホビー館-展示物3D写真-エヴァンゲリオン 海洋堂ホビー館-展示物3D写真 海洋堂ホビー館-展示物3D写真 海洋堂ホビー館-展示物3D写真 海洋堂ホビー館-展示物3D写真-トップをねらえ! 海洋堂ホビー館-展示物3D写真-トリケラトプス 海洋堂ホビー館-展示物3D写真-エヴァンゲリオン 海洋堂ホビー館-展示物3D写真 海洋堂ホビー館-展示物3D写真-ハルヒ 海洋堂ホビー館-展示物3D写真-首長竜 海洋堂ホビー館-展示物3D写真-ゴジラ 海洋堂ホビー館-展示物3D写真-エヴァンゲリオン
所せましと並ぶ模型を見ていると、幼少のころ玩具店に入ったときの好奇心と興奮が混じったあの感じを思い出すのであった。
機会があれば、また訪れたい。
高松へ戻る前に瀬戸内海成分の1つである本州と四国を結ぶ橋(瀬戸大橋)を見に来た。写真の通りの曇天で、少しすると土砂降りの雨となってしまった。レンタカーを返す時間には少し余裕があったが高松に戻ることにした。
高松港遠景
レンタカーを返却し、ホテルへのチェックインを済ませてから高松港を散歩する。
出航するフェリーを見ていると、乗船して別のところへ行ってみたくなる。
例えば帰宅する途中、駅で遠方に向かう列車を見ていると、それに乗ってどこかに行ってしまいたくなったことはないだろうか。そんな感じである。

2019-06-22(土) 帰宅日

最終日は次の予定で帰る。

JRホテルクレメント高松
↓ フットバス
高速舞子
↓ 山陽電鉄 舞子公園→人丸前が190円
明石市立天文科学館(700円)
↓ 人丸前→明石が150円、明石→三宮が390円、三宮→空港が330円
神戸空港
↓ AirDo7670円
札幌(空港から自宅までJR自由席880円)

明石市立天文科学館カールツァイスイエナ
千歳行きの飛行機まで時間があるので、高速バスは高速舞子で下車し明石市立天文科学館でプラネタリウムを見ることにした。
最近は球形の投影機が主流のようであるが、私にはこの形の方がしっくりくるのである。
これで今回の観光は終わりだ。

当初は観光を予定していなかったので、飛行機の予約が遅れ梅雨と重なる6月になってしまったが、幸いなことに梅雨入りが遅れていて概ね恵まれた天候であった(速報によると四国は平年より21日遅い6/26に梅雨入りしたそうである)。

今回の観光で購入した物品の一部を3D写真(MPO形式)で掲示する。左から、海洋堂ホビー館/カプセルトイ、道の駅源平の里むれ/マツエ犬、道の駅瀬戸農業公園/うんしゅうみかんジュースである。
3D写真概要-カプセルトイ-マツエ犬-うんしゅうみかんジュース 3D写真上部-カプセルトイ-マツエ犬-うんしゅうみかんジュース