和歌山にはもう行かない

2021年5月20日(木)

友ヶ島汽船乗り場
ここは、友ヶ島への定期フェリー乗り場だ。
御覧の通りの雨であるが、ただの雨空ではなく梅雨空である。なんと平年より21日も早く梅雨入りしたのである。5月連休後、6月梅雨入り前の時期(つまり今)に毎年観光しているが、このタイミングの梅雨入りは全く想定外である。
ちなみに今年の近畿の梅雨入りは5/16頃である。平年は6/6頃、昨年は6/10である(気象庁R3/5/16)。
さて、私が和歌山県を訪れたのはこれで2度目である。1度目は10年も前のことであるが、風邪でほとんど何もできなかったのである。博物館に寄ったらしいが、まったく記憶にない。関空でガタガタ震えていたことは覚えている。
そして2度目の今日は、平年よりも21日も早い梅雨入り空である。和歌山は相性の悪い地域ということが分かったので、もう三度と来てやるものか。

参考までに加太港フェリー乗り場までの徒歩ルートを記そう。
  1. 加太駅前の短い坂道を下ると信号機のある横断歩道があるので、そこを横断しそのまま(一車線程度の細い道を)直進する(南下する)と川沿いの道に至る。
  2. そのまま川沿いに進むが適当なところで橋を渡り反対側の川沿いを道なりに進む。一時川沿いから離れるが問題ない。
  3. 地図に示したあたりで右に進むと駐車場を通りフェリー乗り場に着く。
高画素版はここから。
梅雨空よりも武漢ウイルスによる外出自粛の影響だと思うが、定期フェリー(ともがしま号)の乗客は私一人であった(料金は往復2,200円)。
加太(かだ)港を9:00に出発し、9:20頃友ヶ島に到着する。帰りは13:30か最終便の16:30で計画していた。しかし、午後から風が強くなりそうなのでフェリーは午前中だけの運航になると伝えられ、11:30の便で戻ることが確定した。 つまり2時間弱しか散策時間が無いのである。
雨は降るし散策時間も少なくなるし、心底和歌山が嫌いになった。
高画素版はここから。
第二砲台跡
ここに来る途中で3~4頭の鹿に遭遇した。私に気づくや否や脱兎のごとくすごい勢いで逃げて行った。レインコート姿に驚いたのか、単に人間嫌いだったのかは分からない。
第二砲台跡の海岸側
高画素版はここから。
子午線広場
日本標準時を定める東経135度線が友ヶ島を通っている。
「日本最南端子午線塔」の地面部分右に丸いなにかが見えるだろうか。どうやらこの丸の上を東経135度線が通っているようである。せっかくの塔なのだから塔の中心部分を通るようにすればよいのに。
友ヶ島汽船乗り場
高画素版はここから。
第五砲台跡
第三砲台跡を見学したかったが、帰りのフェリーまでの時間と移動距離、見学時間、在宅勤務で萎えきった足の筋力を鑑みると11:30までにフェリー乗り場にまで戻れそうにないと判断し少々早いがフェリー乗り場へ向かうことにした。 そしてその途中に第五砲台跡があった。
高画素版はここから。
第五砲台跡
ネットではラピュタやジブリの世界などと書かれているが、荒天のためかそんな感じはしなかった。もしかすると、行けなかった第三砲台跡がそんな雰囲気の場所なのかもしれない。
第五砲台跡の建物内
高画素版はここから。
11:00頃にフェリー乗り場まで戻ってきたが、乗り遅れた場合一体どうなったのであろうか。
なお、友ヶ島の観光客は私だけだが、写真(を回転する)に見える建物にフェリー会社の人なのか何らかの管理人なのかが居た。