びしょ濡れの靴とズボンのまま車を運転し、時折足元から潮の香をさせながら
ホテルトパーズ大在駅前へ向かう。濃い紺色のズボンなのでびしょ濡れなのはぱっと見は分からないので、そのままホテルのフロントへ行く。靴は歩くと'グショグショ'と鳴るので、忍び足で音をたてないように歩きながらチェックインした。フロントに扇風機かサーキュレータがあれば貸してほしいとお願いし、忍び足で部屋へ向かう。
部屋に入るや否やすぐにバスタブに水をはり靴の塩抜きを始める。ズボンを脱ぎ足を洗って着替えてから濡れたズボンをコインランドリーで洗濯する。
ホテルのスタッフが扇風機を部屋にもってきてくれた。あまり長い時間塩抜きをしていると明朝までに乾かなくなってしまうので適当に切り上げて靴に風をあてて乾燥を始めた。一通りの対応を終えてからTHETA Z1の電源もう一度投入すると、なんと起動するではないか。急いでデータをサルベージする(この時、サルベージできたように見えたが実際はコピーされていないかった)。
この写真はよくわからない。何を写したかったのか謎である。自分で思っている以上にこの事態に動揺していたのだろうか。
いずれにしても、もう出来ることは無い。明日の朝までに靴が乾いていることを期待し休むことにした。