2023-11-10(金)
急いではないのでジャンボフェリー(りつりん2)で高松へ、その後JR(特急いしづち25号)で今治まで移動する。
経緯は失念してしまったが、アンパンマン弁当を予約購入できることを知ったので約一ヶ月前(10/15)に予約した。弁当は高松駅の高松駅弁で受け取れる。
列車内で食するつもりだったが、列車の揺れで弁当をうまく撮影できないことが過去にあったので、(今治の)ホテルで食することにした。とは言え空腹だったので「かに鍋スープ雑炊仕立て」ジュース?でやり過ごした。
あんぱんまんの容器は水筒になっているが中身は入っていない。あんぱんまんの頭には赤い水筒のキャップが見える。キャップが黒色だとモヒカンに見えるのかもしれない。
お弁当の蓋を開いた瞬間、幼少のころ母が作ってくれた弁当を思い出した。私はアンパンマン世代では無いし、弁当の具体的内容を思い出したわけでもないが、
この小さなお弁当やおかずが幼少のころお弁当の蓋を開いたときの感覚を一瞬にして呼び起こしたのである。予想だにしない強烈な懐かしさに頭をくらくらさせながらお弁当を頂いた。
ちなみに、小さなエビフライの下の黄色の物は醤油さしである(中身は入っていない)。アンパンマン型の水筒や醤油さしが付いていることからして容器は捨てるのではなく弁当箱として再利用される前提であろう。
高画素版はここから。
今日から二泊する今治アーバンホテル(新館)
こちらは
約10年前にも利用している。
当時は駅周辺にコンビニがなく晩飯をホテル内のカップ麺で済ませたが、今は駅の目前にローソンがあるので侘しすぎる晩飯にならずに済む。もっとも今日に限っていえばアンパンマン弁当があるので、+カップ麺でも支障はなかった。
2023-11-11(土)
メインイベントである多々羅大橋の登頂日である。
ホテルの窓からみた今治駅東口
まずはニッポンレンタカー今治駅営業所でレンタカーを借りる。今治駅営業所は高架下にあるが、今治駅の東口からは行けず西口を出て右側に進まないとたどり着けなかった。
集合場所は
ここだ。
ここで用を済ませて、
ここから集合場所に向かう。
集合場所に着くと「〇〇さんですか」と私の名前を確認された。なぜ私の名前が分かったのだろうと不思議だった。他の参加者は近隣地域の人ばかりで、レンタカーを利用する可能性があるのは私だけだったからなのか、すでに他の参加者が皆そろっていて(それにしては、駐車している車は2台だけであった)私が最後だったのかと考えながら駐車する。
結論は後者である。私が(午前中の)唯一の参加者だった。
多々羅大橋の登頂体験は①→④の順に見学する。当初よりこの四か所が予定されていたわけではなく、午前中は私しかいないので時間を延長して対応して下さるとのことであった。
ふるさと納税としては参加者が多い方が良いだろうが、私としては見学場所が多いほど嬉しい。
ちなみに背景に見えるのは観音山{別名は火滝山(ひたきやま)}である。
当初は明石海峡大橋のような吊り橋で検討していたがアンカーレッジのために大規模な掘削工事が必要なる。しかしこの辺りは瀬戸内海国立公園内なのでそういったことを行えないため、最終的に現在の斜張橋になったとの事である。
ここからは①で撮影した写真である。
橋の歩道を通り橋塔へ向かう。入口は歩道を少し降りた所にある。
塔頂へ橋塔内のエレベータで向かう。橋塔は逆Y字になっているのでエレベータの通り道は鉛直ではなく斜めである。割と傾斜があるのでエレベータの床がある程度水平になるように自動的に調整される。
調整は連続的に行われるのではなく、あるところに来るとウィーンと動作音が鳴り特定の角度まで傾く仕組みだ。
床が動くエレベータに乗るのは人生で最初で最後の経験になるだろう。
ちなみに(#1)、エレベータは逆Y字の橋塔の片側にのみ設置されていて、もう片方は階段だけである。
ちなみに(#2)、明石海峡大橋のエレベータも傾いているが、傾斜が緩いためか床は動かなかった。
高画素版はここから。
高画素版はここから。
避雷針が曲がっているが、パノラマ合成の誤差の影響で実際は真っ直ぐである。
避雷針を中心に一対の箱が見える。これは航空障害灯である。カメラのフラッシュのように一定時間毎に閃光を放っている。閃光を放つときは「{(か+ぱ)÷2}しゅっ」と音がする。
直視は目に良くないとの事で、極力見ないようにしていた。
斜張橋の特徴である斜めに張られたケーブルの橋塔側の端点である。橋塔の上から下に順に番号が降られていて、写真の「S1」は一番上のケーブルである(海側、島側どちらなのかは失念)。
長いケーブル(塔頂から橋中央に架かるケーブル)ほど太く橋塔最下部から橋に架かるケーブルが最も細い。ぱっと見では気づかないが、注視すると太さが違うことを確認できる(多々羅大橋には歩道があるのでケーブルの太さを目前で確認できる)。
ケーブル表面はほぼ円形の小さな凹が多数あり、風によるケーブルの共振を予防している(インデントケーブルと言うらしい)。多々羅大橋を歩くことあるならケーブル表面を観察してみましょう。
ここからは②の写真である。
ケーブルをたどるとゆるやかに湾曲しているのが分かるだろうか。
これも注視しないと見落とすが、ケーブルは真っ直ぐではなく重力で垂れているのである。恐るべし重力。
写真下部、橋の左側に3台駐車しているのが見えるだろうか。ここが集合場所である。一番左の車が今回のレンタカーである。HONDA車であるが車種は調べるのを忘れてしまった(大抵はレンタカーの写真を残すが、今回は忘れてしまった)。
ここからは③の写真である。
高画素版はここから。
高画素版はここから。
ここは④の写真である。
ここは橋の側面や底面の保守設備である(箱桁用桁外面作業車というらしい)。橋の底面の2本のレールにぶら下がっている。
動力はバッテリー駆動の電動機である。天井(橋の底面)から垂れているのは充電ケーブルである。要所要所に充電ポイントがあるらしい。
写真中央に見える階段を上ると橋側面に至る。
箱桁用桁外面作業車から橋塔を見上げる。
↑橋桁下で左右の橋脚が繋がっている。これはその内部の様子である。
多々羅大橋全景
初めて多々羅大橋を見たのは
2006-08-16である。17年後、橋の中を見学する事ができた人生の不思議に感謝したい。
そして、案内をして下さった皆さまや尾道市にも感謝でいっぱいである。
瀬戸田町のミカン畑
多々羅大橋は、
しまなみ海道を構成する七橋の1つである。来島海峡大橋もその1つで、どうやらこちらも登頂体験ができるらしい。まだ詳細な情報は見つけられていないが、可能なら来年登頂してみたい。