だらだら種子島

2024-09-04(水)

プリセスわかさ号の写真
鹿児島港南ふ頭のプリンセスわかさ
ホテルから南ふ頭まで歩けない距離ではないが、7時台とはいえ30度近い気温・直射日光を浴びて汗だくになるのは嫌なのでタクシーで南ふ頭へ移動した。
種子島にはプリンセスわかさ号で向かう。往復ともにプリンセスわかさ号のつもりが、張り紙に9/8(日)は運休と記されていた。となると帰りは高速船だ。フェリーは5,000円に対し高速船は10,000円くらいしたはずである。 旅費にいきなり5,000円が加算され財布に衝撃が走った。
乗船券売り場は屋久島行と種子島行の2つの窓口が隣接していて同じ時間に手続き開始となり窓口に人が並び始めた。しかし、人が並んだのは屋久島行で種子島行は誰も並ばなかった。
10名程度並んでいる屋久島行の列を尻目に種子島行の窓口で乗船券を購入した。
写真に見えるタラップから乗船する。滑り止めななのか割とぼこぼこしているので、キャリーバックは曳くのではなく持ったほうがよいだろう。船内にはエレベータがあるので階段をキャリーバックを持って上がらなくても大丈夫だ。
プリセスわかさ号の写真
プロムナードラウンジ
出航は8:40で船内には出航の1時間くらい前から入ることができる。夏休みが終わった平日だからなのか船内は空いていた。
高画素版はここから。
キャリーバックを引きずりながら船内を見て回り、旅客室B(シアタールーム)に陣取ることに決めた。シアタールームといっても液晶モニターが前方に置いてあるだけの長椅子が並んだ部屋である。
横にならないようにと注意書きがあったが室内は私を含めて3~4名程度だったので寝て過ごした。
高画素版はここから。
出航前に船内の探索を終えてしまい、出航時点ではすでに飽きて長椅子で寝てしまった。佐多岬に近づいた旨の船内放送で起きて灯台を写してからは再び寝てしまった。
高画素版はここから。
種子島に到着しレンタカーの手続きを済ませてホテルへ向かう。
五か月程度前に西之表市のホテルを予約しようとしたが、どこもかしこも満室である。何かおかしいと思いながら地図上で南下しながらホテルを探すが、ことごとく満室である。ようやく南種子町のHotel SANDALWOODを予約することができた。
種子島に到着して分かったのであるが、馬毛島(まげしま)に自衛隊および米軍の訓練基地を建設していて多数の関係者が種子島に宿泊しているのである。 既存のホテルでは足りずコンテナ型の宿泊施設があちこちに出来上がっていた(コンテナホテルの例)。そして割と強気な価格設定である。
工事は2030年まで続くようである。工事が終わるとこういったコンテナホテルのほとんどは撤収するのではないだろうか。観光で訪れて自分のお金でこういった施設に宿泊しようと思う人は少ないだろう。
西之表市付近は工事バブルで観光客には優しくない価格設定になっていそうな雰囲気である。

2024-09-05(木)

たねがしまマングローブパークの写真
たねがしまマングローブパーク
適当に散歩していて目に留まったので立ち寄ってみた。マングローブの自生地である。
高画素版はここから。
マングローブの色、川の色、空の色
たねがしまマングローブパークとカヌーの写真
こんもりした山はガロー山だろうか。種子島にはたとえば畑の真ん中にこんもりした森というか林が唐突に表れる場所がある。そこはガロー山といわれる立ち入り禁止の聖地とされているそうである。
マングローブパークの駐車場に2台車が止まっていたが人が見当たらないのでどこに行ったのか不思議であったが、カヌーに乗っていたのである。
千座(ちくら)の岩屋
千座(ちくら)の岩屋
360度カメラで岩屋内部を撮影しようと寄ってみたが、入口前にウォータシューズでも履いてなければ渡れなさそうな水たまりがあったのであきらめた。
アコウのアーチの写真
アコウのアーチ
高画素版はここから。
種子島に来たら必ず立ち寄る場所だ。今日は先客が物思いにふけていたので、邪魔にならぬ距離をとって景色を眺めた。
天女ヶ倉は種子島で一番標高の高い場所らしいが、北北西のあたりに目線より高い山頂?が見えるので、この写真の場所ではないようだ。
高画素版はここから。
少し歩いたところに展望台がある。ここから四方を眺めるとここより高いところは無かったので、おそらくこちら側が種子島最標高の場所ではないだろうか(樹木で延伸した標高を除く)。