小樽市総合博物館
一泊二日程度のミニ旅行を検討したが、ホテルの確保が行えそうになかったので、近場⇒小樽に行くことにした。

それにしてもこの塀構え、どこかで見たような気がする・・
そう・・博物館網走監獄だ。明治か大正か分からないが、その頃はこのような様式が流行っていたのだろう。総合博物館であるが鉄道系の展示が主のようなので、開業の頃の様式に倣ったのであろう。
料金所を通るとまず目にするのが「しづか」号だ。
円形の境界が床に見えるので、鉄道博物館のように回転するのだろうか。
屋根のついたこの建屋は、北海道の鉄道に関する資料館となっている。

資料を見ていたところ、見覚えのある風景に出会った。
左の写真をクリックし大きく表示すると先日訪れた遠軽の「がんぼう岩」を見ることができる。

なお湧別線は既に廃止されてしまった。
種類の異なる車両が連なるのは見たことが無いので、ちょっと不思議な感じがする。
↑だいたい180度の範囲を写した。ほとんどの車両で塗装が剥げ落ち、腐っている箇所があらわになっている。
台車と一体になったクレーン車。ぱっと見た感じでは錆びたところも無く、今でも使えそうな感じだ。
アイアンホース号。
ここを読み進めると、元はグアテマラで使用されていたそうである。
どんな経緯で小樽に来ることになったのだろう。
これが全てなのかどうかは分からないが転車台の動力はどうやら灰色のピストンのようである。
ピストンから突き出た棒が延び、その先端にあるハサミがレールをつかむ。つかんだまま棒が縮む。そしてこれを繰り返すことで転車台が動くのである。
他数名も、「えっ、あれで動かしてるの?」と、ちょっと意表を突いた感だ。

なお、進行方向は手前側(後ろ向きに進む)である。
こちら側から見るとアメリカ国旗しか見えないので、どうしてアメリカ国旗なんだ?と思っていたら、反対側には日本の国旗が掲げられていた。

客車を引いていないときは、思いのほか素早い動きをしていた。

[その他の写真]
敷地の隅にあるためか人気のない資料館。
戸が閉まっていたなら、入れない場所と思った事だろう。
鉄の塊。
SLが動くのを何度か見たことがあるが、外見からは蒸気の力が見えてこない。
しかし、この鉄の塊(=自重)+客車を動かしているのだ。
恐るべし蒸気。
手で押してみたが1mm足りとも縮むことは無かった。縮むことはあるのかと思うほど微動だにしない。

車輪にせよバネにせよ、いつも思うのが『どうやって、これを作ったのか』である。そしてまた『これを作った機械自体は、どうやって作ったのか』と考えるが、まったく答えが浮かばない。
↑中の様子。部屋の真ん中に柱があるので、どこを向いて撮影しようかちょっと悩んだ。
↑鉄道(特急)での旅行は好きだが列車の事は詳しくない。これらの列車がどのような来歴のものなのか、全く分からないのである。
↑小樽市博物館では活動内容別のボランティアを募集していて、その中の一つに展示車両のメンテナンス等を行うのもあるようである。
車両のメンテナンスはさておき、博物館の裏側?が見れるかもしれないと思うと、ちょっと興味がある。