九州遊行(2021/9/30)

九重夢大吊橋
今日の予定は、九重夢大吊橋(ここのえゆめおおつりばし)を見学し宿泊する大分市へ向かうだけである。
昨日から日焼けした腕の痒みが辛くなってきたので九重夢大吊橋へ向かう途中で薬局に寄りかゆみ止めを買った。 薬局の道を挟んだ向かいに「ファッションセンターしまむら」があったので長袖のシャツも買うことにした。このとき初めて「ファッションセンターしまむら」に入店した。若干厚手であったが、いわゆるカットソーと呼ばれるタイプの長袖の上着を約1000円で購入し車の中で着替えた。まさか大分県で「ファッションセンターしまむら」に初入店することになるとは思いもしなかった。
九重夢大吊橋
橋の全景。
ほとんど雲の無い快晴だ。ファッションセンターしまむらで買った長袖のカットソーが大いに役立った。
高画素版はここから。
橋は若干揺れているが、気にしなければ気にならない程度である。床はグレーチングになっていて隙間から真下が見える。少し前まではアクリル板張りになっていた箇所もあったらしい。
高画素版はここから。
入場料100円の展望台からの風景。
九重夢大吊橋
橋からみる滝(左が雌滝、右が雄滝)の眺望が見どころであるらしいが、私はこの橋だけで十分である。
九重夢大吊橋
高画素版はここから。
関埼灯台(せきさいとうだい)。Yahoo地図では「関崎燈台(せきざきとうだい)」と書かれているが「関埼」が正しいようである。
九重夢大吊橋を後にして今日の宿泊地である大分市に向かったのであるが、思いのほか早く到着したので明日行く予定だった関崎まで足を延ばした。
高画素版はここから。
ここは、関埼灯台へ向かう遊歩道を途中で分岐した先の海岸である。
この写真の撮影後に同じ場所で動画を撮影していたところ、強めの打ち寄せる波により三脚の足元がすくわれてTHETA Z1もろとも波間に落ちてしまった(=水没)。すぐに拾い上げるも数分後には電源が入らなくなってしまった。
しかも慌ててカメラを拾い上げようと波が打ち寄せる砂浜を走ったので三脚と同様に足元をすくわれ膝から下も水没してしまった。まだ新しめの皮革スニーカーも海水で満ちてしまったのである。
70%くらい頭の中が白くなった状態で下ったときも早い勢いで遊歩道を上り駐車場の車に向かった。この時考えていたのは次の4点だ。これが頭のなかをぐるぐるまわっていた。
  • THETA Z1は修理可能なのか。データはサルベージできるだろうか。
  • びしょ濡れのズボンは替えがあるので大丈夫だ。ホテルで洗濯しよう。
  • びしょ濡れの靴は、ホテルで塩抜きをしてから扇風機で乾かせば明朝には履ける状態になるだろう。ホテルに扇風機等はあるだろうか。
  • びしょ濡れのズボンでホテルにチェックインするのか。変に思われないだろうか。
ホテルトパーズ大在駅
びしょ濡れの靴とズボンのまま車を運転し、時折足元から潮の香をさせながらホテルトパーズ大在駅前へ向かう。濃い紺色のズボンなのでびしょ濡れなのはぱっと見は分からないので、そのままホテルのフロントへ行く。靴は歩くと'グショグショ'と鳴るので、忍び足で音をたてないように歩きながらチェックインした。フロントに扇風機かサーキュレータがあれば貸してほしいとお願いし、忍び足で部屋へ向かう。
部屋に入るや否やすぐにバスタブに水をはり靴の塩抜きを始める。ズボンを脱ぎ足を洗って着替えてから濡れたズボンをコインランドリーで洗濯する。
ホテルのスタッフが扇風機を部屋にもってきてくれた。あまり長い時間塩抜きをしていると明朝までに乾かなくなってしまうので適当に切り上げて靴に風をあてて乾燥を始めた。一通りの対応を終えてからTHETA Z1の電源もう一度投入すると、なんと起動するではないか。急いでデータをサルベージする(この時、サルベージできたように見えたが実際はコピーされていないかった)。
この写真はよくわからない。何を写したかったのか謎である。自分で思っている以上にこの事態に動揺していたのだろうか。 いずれにしても、もう出来ることは無い。明日の朝までに靴が乾いていることを期待し休むことにした。

[ THETA Z1のその後は・・・ ]
帰宅後、なぜか電源が入るようになりデータも取得できた。水中に没した時の動画も取得できたので再生すると、ひっくり返るTHETA Z1とずぶぬれになりながら転倒しまいと踏ん張る私の足が写っていた。なかなか面白い光景で爆笑しながら見ていた。THETA Z1はヤフオクでジャンク品として売ることにした。売却額を新品購入の足しにしようと思う。
[ 皮革スニーカーは・・・]
帰宅後、24時間×2回塩抜きをし直した。靴に鼻を近づけて嗅ぐと若干潮の匂いがするような気がするが、現在は支障なく使える状態になった。