宮崎フェリー行

2023-09-28(木)

天翔大橋
今日は熊本県の通潤橋へ行く。
途中のこの場所は16年前にも訪れている。これより後に天翔大橋を1度見たような覚えがあるが思い出せない。
通潤橋
通潤橋
私が小学生の頃、国語か社会か覚えていないが教科書に通潤橋が記されていた。あれから何年も経過しているが、何故か通潤橋のことだけは覚えていた(他に何が書いてあったかは覚えていない)。
そして宮崎県には観光できるところがあまり無かったので(熊本県の)通潤橋まで足を延ばすことにした。
通潤用水の堰
放水のために通潤用水の堰をせり上げている。水を完全にせき止めるわけではない。堰で水面を上昇させて通潤橋に水を分岐するようにしている。
高画素版はここから。
取水した水は、ここに流れてくる。流路が3つあるが、これがそのまま通潤橋につながっている。
通潤橋
石畳みの下が流路である。
「流路を通った水は反対側の坂を上った先の水溜にたまる。水が十分たまってから橋中央の栓を抜くと取水側と水溜め側の両方の水が栓から吹き出す。たまった水が無くなると放水が止まる。」と、このような説明だったと思う。
通潤橋放水口の栓
橋中央の栓の様子。
放水の瞬間
何年も前に教科書で見た場所に立って、その場所を見ているとなんとも言い難い不思議な感慨を覚える。
通潤橋
通潤橋
主放水の下からも放水が始まった。この副放水はなんであろうか。
放水中は橋周辺の2~3箇所で小学生の見学が行われていた。小学生達は放水の完了またずバスに乗って去っていった。
高画素版はここから。
放水を始めて10分を少し過ぎたころの様子だ。水を流し終えると再び栓がされる。
水路に溜まったゴミ等を排水することが本来の目的であるが、この放水は観光客に見せるために行われている。
放水日は決まっているので、見学を予定している人は放水予定をあらかじめ検索するのがよいだろう。
円形分水
現在、通潤橋を流れる水は笹原川に設けられた円形分水から通潤用水を通り通潤橋に至る。円形分水が造られたのは昭和31年である。これ以前は笹原川と通潤用水は直結していたのであろうか。
Wikiの通潤用水小笹円形分水には「水路橋で有名な通潤橋の取水口から数百メートル下流にあり」と記されているが、地図を見ると直線距離で約2.7[km]上流に見える。そもそも下流の水をどうやって動力を用いず上流に通すのか、謎の記載がされている。
高画素版はここから。
HOTEL AZ 宮崎えびの店
HOTEL AZは、建物の壁面に🌈(虹)の模様が描かれているので遠目にもHOTEL AZであることがわかる。建物の形状もレオパレスのごとく統一されている。設計や内装を統一することで建築費を節約しているのだろうか。
建物の形がどこも同じなので違う場所に来た感=観光感が薄れてしまうが、チェックインを済ませ部屋に入るころにはこのような情調も霧散している。
高画素版はここから。
ホテルのコインランドリーを利用したかったが満員御礼状態でいつ空くか分からない状況であった。
幸いホテルの目と鼻の先にコインランドリーがあったので、蜘蛛の巣を顔面で薙ぎ払いながら入口を通った。日が沈みコインランドリー店内の照明と重なった蜘蛛の巣は全く見えなかったのである。
🕷には悪いがもう一度巣を張ってもらうことにしよう。