高松市民指向

2024-04-17(水)

明石海峡大橋上空の写真
明石海峡大橋上空
写真では分からないが、飛行機の窓から水平方向を見ると黄砂で大気がうっすら黄色く見えるのである。全体的に黄色い。
中国の大気汚染物質を吸着した黄砂、とんでもなく迷惑である。

神戸から高松まではジャンボフェリーで移動する。いつも神戸空港からポートライナーで三ノ宮まで行き、三ノ宮から三ノ宮フェリーターミナルまで連絡バスで移動するが、天気も良く時間の余裕もあったので三ノ宮より手前のポートターミナル駅で降り、 歩いて三ノ宮フェリーターミナルに行ってみた。距離は約1[km]で15分程度かかる。夏季は暑すぎて徒歩は無理であるが今の季節なら大丈夫だ。すこし新鮮な気分である。
高画素版はここから。
今日から3泊する高松センチュリーホテルの客室である。
コロナ禍が終わったことや諸々の物価高の影響で高松駅付近の宿は寝るだけにしては高すぎるので、駅から少し離れているがここに決めた。
これで三度目の利用のはずだ(初回 2度目)。
高画素版はここから。
窓は西側を向いている。

2024-04-18(木)

めおんから見た高松港
めおんの甲板から見た高松港
今日は男木島を観光する。レンタル自転車でのんびり散策を楽しむことにしよう。
天気予報は「はれ」であるが、曇天である。晴れているが霧と黄砂の影響で曇っているように見えるのだろうか。
男木港
高松港から約40分で男木港に到着する(女木港まで20分、そこからさらに20分で男木港)。
港には「めおん2」が見える。
男木島の路地
ここここここにもレンタル自転車が存在するような事が記されているが、 そのようなサービスは存在しなかった。
徒歩か・・・
男木島の路地
男木港周辺の集落は坂道の狭い路地から構成されている。
在宅勤務で萎え切ったこの足は、平坦な道でさえ難儀するのに坂道など拷問でしかない。
路地から見た男木港
港が見える
港には猫が数匹徘徊していたが、おっさんに興味はないらしく見向きもされなかった。辛い。
豊玉姫神社(とよたまひめじんじゃ)の鳥居
男木島灯台を目指していたが、「豊玉姫神社」の看板があったので立ち寄った。
スマホのYahoo地図をナビにして、坂道の路地を通り神社に到着した。
豊玉姫神社(とよたまひめじんじゃ)の拝殿
豊玉姫は安産の神様とのことで、もしかすると私は場違いな存在だったかもしれない。
神社の説明版やWikiによると豊玉姫の子供が鸕鶿草葺不合尊(うがやふきあわせずのみこと)で、孫が神武天皇とのことである。
参拝し、灯台へ向かう。
男木島灯台
男木島灯台
足腰が萎えていることが分かっていたので、意識しゆっくり歩き豊玉姫神社から約40分程で到着した。
高画素版はここから。
灯台に向かって右側(東側)の建物は男木島灯台資料館があるが、平日である今日は閉館していた。
西側にみえる敷地の入口隣の建物はトイレである。こちらは利用できた。トイレの隣の建物は謎である。
男木島灯台
高画素版はここから。
海岸は立ち入り禁止になっていた。遊泳禁止なのはわかるが立ち入りまで禁止しなくてもよいのに。
南側には島中央を通る遊歩道がある。遊歩道の先にはタンク岩や展望台があるので、そちらへ向かうことにした。
2月頃なら遊歩道沿いに水仙の花を見られるそうであるが、二か月も経過した今は咲いた後の茎というか草が見えるだけである。
タンク岩には、たどり着けなかった
灯台からの遊歩道は長々と上り坂が続く。実際にはそれほどの距離ではないと思うが、萎え切った足には長く感じるのである。頻繁に休憩しながらタンク岩の近くまで来た。
どうやらこの先にタンク岩があるらしいが、砕けた岩だらけの道は、上れても下れそうになく、さらに上った先に道らしき道も無さそうなので断念した。
ちなみにこれらの崩れた岩は柱状節理である。 こちらのブログに、ほとんど同じ場所から撮影した写真があった。
やはりもう少し進めばタンク岩だった。いつになるか分からないがもう少し動きやすい靴で再試行しよう。
高画素版はここから。
諦めたタンク岩(の道程の途中)から引き返し展望台へ来た。もやが掛かっているのか残念である。
正面に見えている島々は左から柏島・直島・向島・(海)・井島・豊島だろう。 しばらく足を休めてから港に戻ることにした。
展望台の道を下り続けるとこの階段に出てくる。
この下り道で私の足は完膚なきまで叩きのめされた。上りはふくらはぎを伸ばす方向、下りは縮める方向に酷使した。今年1年分の運動を行い切った感がある。
タコツボル
男木島にもいくつか瀬戸内国際芸術祭の作品が展示されている。タコツボルもその1つである。
壺の中に入ることができるが、それさえ難しいほど足が重かった。
男木島の魂
屋根は日本語を含むいくつかの文字種が沢山書かれている。
歩く方舟を見たかったが、足がこれを許さなかった。
男木港のめおん
めおん
高松港へ戻る。
小豆島池田港
男木島から15:30頃高松港に戻ってきた。
ホテルに戻るにはまだ時間が早いが、あちこち歩き回れる足の状態ではない。
そこで小豆島までフェリーで往復することにした。フェリーなら自分が動かなくても景色が動いてゆく。
小豆島の土庄港で往復するには16:10発に乗船する必要があるが、足を休ませているうちに間に合わない時間になってしまった。
次は17:20の便であるが1時間以上待っていなくてはならない。
なにか他のフェリーは無いか探すと16:47発の池田港行を見つけた。池田港に17:47到着し、復路は18:00発で19:00に高松港に戻ってこられる。これは丁度良い。
第一こくさい丸
高画素版はここから。
池田港へ向かうのは国際両備フェリーで、初めての乗船である。
過去何度か利用した土庄港へ向かうのは小豆島フェリーである。
高松港の第一こくさい丸
力を入れるとプルプル震える足で、何とかホテルへ戻ったのであった。